応募が来る会社がやっている！求人票の“魔法の言い換え”とは？
藤澤佳津男「求人票に力を入れているのに応募が少ない」
「せっかく応募が来ても、若手が面接で辞退してしまう」
そんなご相談、増えています。
実はこれ、「言葉選び」が原因かもしれません。
❌ 若手がスルーする「刺さらない言葉」
よくあるNGワードを見てみましょう。
- アットホームな職場です
→ 抽象的で、ブラック企業のイメージにも… - やる気のある方歓迎
→ 求職者は「やる気ない人なんていないでしょ」とスルー
- 未経験でもOK
→ 本当に教えてもらえるの？という不安が残る
✅ 若手に“刺さる”言葉に変換するには？
言い換えのコツは、「求職者の不安を先に言葉にする」こと。
たとえば──
| NGワード | 魔法の言い換え例 |
|---|---|
| アットホームな職場 | 休憩中は上司とも冗談を言い合うような雰囲気 |
| やる気のある方歓迎 | 道具の名前から一緒に覚えましょう |
| 未経験OK | 最初の1ヶ月は先輩とマンツーマンで練習します |
| 風通しのよい職場 | 1日1回は必ず声をかけ合うルールがあります |
▶ 抽象 → 具体 に変えるだけで、求人票の印象がガラッと変わります！
🎯 こんな視点で書き始めよう！
「何を書けばいいかわからない…」というときは、以下のあるある不安から逆算してみてください。
- ちゃんと教えてもらえるのか？
- 自分と年齢が近い人はいるか？
- 休みは取れるのか？
- 上司は厳しすぎないか？
- 仕事を覚えるのに、どれくらい時間がかかるのか？
👉 これらに対して、「こうしてますよ！」と明言するのがポイントです。
✍ おすすめワード例（若手向け）
- 入社1ヶ月目のスケジュールをお見せします
- 20代の先輩が3人います
- 面接では逆質問タイムを設けています
- 1日4回は「わからないことあった？」と声かけします
「書きすぎかな？」と思うくらいが、今の求職者にはちょうどいいのです。
🔚 まとめ｜“誰でも歓迎”は、誰にも響かない
💡ポイントまとめ：
- 求人票は「魅力」ではなく「安心」を届ける場
- 抽象表現より、具体エピソードや行動で伝える
- 「求める人材像」より「どんな人も育てる覚悟」を示す
🌱「伝えたいこと」ではなく
👀「相手が読みたいこと」を意識して、
明日からの求人票づくりに活かしてみてくださいね。
