求職者へのアプローチ力を高める方法

今日は、
「求職者へのアプローチ力を高める方法」をお伝えします。

「採用に効果があることをとりあえずやり続けている・・・」
「いろいろ頑張ってるけど反響が少ない・・・」

こんな悩みをお持ちの会社さんも多いと思います。

求職者へ強く訴求するためには、求職者目線になって作成した求人原稿や採用ホームページが効果的です。

しかし、さらにもう1ステップを加えることで、それをより求職者の目に届けやすくなります。

今回のメルマガを最後まで読んでもらえれば、その秘策がわかります!

応募集めのプロセスをしっかりと分析する

「これまで時間やお金をかけて、求人活動をしてきたけどいまいち効果が出ない」

そういう方は、効果がありそうなことを何となくやっているだけの状態ではありませんか?

例えば、「メディアに掲載するだけ」、「求人会社に委託するだけ」の求人活動を繰り返してしまっている可能性があります。

そのようなやり方では、いつまでも効果が上がらず、時間だけが経過したり、応募者を集めるのに高いお金を払い続けるしかありません。

特に問題なのは、効果が出ない原因の分析や改善ができないことです。

何となく続けていたら、「もっと効果的に、応募者を集めよう」と思っても、「何を改善すればよいのか」とか、「何が必要で、何が不要なのか」を判断することができません。

現在のやり方を改善していくためには、現状の数値やプロセスをしっかり管理し、把握しておくことが大切です。

実際に、みなさんも自身の業務に関しては、業務プロセスを把握して、具体的な金額などの数値を明らかにし、必要に応じて改善しながら運用しているのではないでしょうか?

しかし、求人活動に関しては、良いといわれることを繰り返していたり、他社に丸投げしているような状況になっている場合も多いと思います。

繰り返しになりますが、求人活動に関しても、効果を高めるためには、しっかりと数値やプロセスの管理を行うことが大切です。

求職者が応募に至るまでの動きを考えてみる

買い手市場の場合、求職者の方から自主的に情報を探し、積極的に応募してくれるため、とりあえず窓口を開くだけでも十分な成果を上げられるかもしれません。

しかし、現在はそのような状況ではありません。求人の効果を上げるためには、求職者に寄り添う必要があります。

そもそも、求職者がどのような行動を経て、応募に至るのかを考えたことがありますか?

いくら、一生懸命時間をかけて求人原稿作っても、求職者が応募に至るまでの流れから外れたところのあれば、求職者の目に触れることがなく、全く効果が上がりません。

現在の求職者の多くは、Googleなどの検索エンジンでレストランを探すような方法で求人を検索しています。

例えば、次のような流れで応募に至ります。
①Google検索の検索結果を確認する
レストランを探すように、「大阪 看護師 求人」といったキーワードで検索します。
キーワードの基本的なフォーマットは、「エリア名+職種がわかる単語+求人」が使われます。

②気になる情報をクリックする
検索結果の上位からよさそうな情報を見つけてクリックします。
求人系の検索結果では、上位は求人広告で占められることが多いです。
そのため、CMなどで聞いたことがある媒体の求人広告が特にクリックされやすいです。

③自分に合いそうな求人の詳細情報を確認する
求人広告の中から自分に合いそうな求人を選び、詳細情報を確認します。

④求人原稿を確認し応募する
詳細を確認し、自分の希望と一致していることを確認出来たら、応募に至ります。

このように、検索エンジン自体が求人媒体のような働きをしているケースが増加しています。

そのため、検索結果一覧から、自分の会社の求人が選ばれることを目指さなければなりません。

応募したくなる求人原稿

自分の会社が選ばれるために、最初に手を付けるのは求人原稿です。

一方的に伝えたいことを羅列したような原稿では、読まれたとしても応募に至らず、離脱されてしまいます。

応募者が会社に興味を持てるような内容であり、自分が働きだした後の様子をイメージできる内容である必要があります。

以前のメルマガで紹介した通り、応募に繋がる求人原稿を作成するためのチェックポイントは以下の6点です。

①対象とする人物像を明確にする
「誰でもいいから来てほしい」ではいけません。

②高望みしすぎない
高い条件を要求して間口を絞りすぎても応募は来なくなります。

③わかりやすい文章を心がける
専門用語や一般になじみのない言い回しを求人原稿に使ってしまうと、「良くわからず、難しそう」と判断されてしまいます。

④給与条件をざっくりさせてごまかさない
給与に自信が無くても、「18~58万円」みたいにざっくり表記してごまかさない。
自分が入社後にもらえる給料がよくわからない会社に応募したくなりません。
「実際の給料を書くと、応募者が減るかも」と感じるかもしれませんが逆効果です。

⑤通勤方法の記載内容は結構重要
「場所は調べたらわかる」と手を抜きてしまう人もいますが、この項目だけを見て、応募を止める人もいます。

⑥エントリーフォームは簡潔に
「いざ、応募しようと思ったら大量の項目の入力を求められた」このような状態では、多くの人が離脱します。
まずは、必要最小限の情報だけを入力してもらいます。詳細は、その後確認すれば良いです。

Webプロモーションを利用する

採用ホームページへの訪問者をより増加させるためには、広告費を使ったプロモーションを検討するのも良い方法です。

もちろん、大手企業のように高額な費用を使った、大々的なWeb広告やテレビCMは簡単に行えるものではありません。

しかし、GoogleやFacebook、Instagramなどを使ったWebプロモーションを利用すると、敷居はずっと小さくなります。

これらのWebプロモーションでは、GoogleやFacebookなどに広告を掲載することができますが、そのための費用はとても小さく数十円から行えます。

テレビCMなどのように高額な契約金を支払って一定期間広告を掲載してもらうのではなく、掲載した広告がクリックされたら、回数に応じて費用を支払う仕組みです。

しかも、1日の費用が上限に達したら、その日は広告の掲載を停止することもできるので、費用を一定範囲に制限することができます。

これらのWebプロモーションでは、掲載対象を詳細に設定することができるので、ターゲット層にダイレクトに広告を配信できます。

例えば、Googleに出す場合は、配信するキーワードを設定すると、そのキーワードに該当する検索があった場合にのみ、検索結果に広告が掲載されます。

一方、FacebookやInstagramの場合は、年齢や居住エリアなどの個人属性を設定すると、それに該当する人にのみ広告を掲載されます。

採用ブログを運営する

求職者へのアプローチ力を高めるために、一番おすすめしたい施策が、採用ブログの作成です。

ここまでに紹介した通り、最近の求職者はGoogleで関連キーワードを検索し、気になる求人をクリックして、情報を収集します。

そのため、Googleの検索結果で上位に表示されることは求職者の目に触れるのに絶対的に有利です。

そして、大手企業じゃなくても、それを実現できる可能性があるのは採用ブログです。

採用ブログを定期的に更新し、Googleの評価が上がると、Google検索結果の上位に表示することができます。

例えば、「大阪 看護師 求人」で検索した時に、あなたの会社の採用ブログがあると、クリックされる可能性が高いです。

採用ブログは、Googleの評価が高まるまでに時間がかかることもあり、即効性がある方法ではないですが、中長期的にみると成功した場合には非常に高い効果を期待できる施策です。

採用ブログを作る場合には特に以下の2点に注意しましょう。

①無料ブログを使用しないこと
アメブロなどの無料ブログサービスを使用しても効果がありません。
無料ブログサービスでは、Googleの評価が上がらないため、いくら頑張ってもGoogleの検索結果の上位に表示されることはありません。

②ブログタイトルに注意する
いくら検索結果の上位に表示されたとしても、内容がよくわからないサイトはクリックされないでしょう。
例えば、「大阪北摂地域の看護師転職に役立つブログ」といった感じで、求人に役立つブログであることがわかるタイトルにします。

次回は「採用ホームページ」以外の求職者の集め方

今日お伝えした内容で効果的に求職者へアプローチするための方法を知ることができたかと思います。

今回は、主に採用ホームページに求職者を集める方法を紹介いたしました。

次回は、採用ホームページ以外の手段で、求職者へアプローチする方法を紹介します。

特に、非常に注目度が高い求人媒体である「indeed」を活用する方法は効果的です。

こういった辺りを深掘りしていくので、次回のメルマガもお楽しみにしていてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。